しもやけにご注意ください⛄
朝晩の冷え込みが厳しい季節、しもやけで受診される方が増えてきました。
今回はしもやけについてご紹介します。
◆しもやけ(凍瘡)とは?◆
冷え込む季節に血液循環が悪くなることでおこります。
手足の指など末梢部分に多く発症し、
肌が露出している頬・鼻・耳などにできることもあります。
気温が4~5℃で、一日のうちの寒暖差が10℃前後になると発症しやすいとされ、
この時期や初春に多いのが特徴です。
◆症状◆
・皮膚が赤紫色~暗赤色になって腫れます。
・ジンジンするような痛痒さがあり、また、患部が温まると痒みが強くなります。
・悪化すると水ぶくれや出血がみられ、潰瘍になることもあります。
◆治療◆
血行をよくするビタミンEの内服薬や塗り薬、漢方薬、炎症や痒みを抑える塗り薬などで治療します。
患部が赤く腫れあがったり、皮膚が赤黒く変色する、出血や水ぶくれなどの症状がある場合には、早めに皮膚科を受診してくだい。
◆予防するには?◆
・外出の際は、手袋や厚手の靴下、耳当てや帽子などを活用し、保温を心がけましょう。
・先が細い靴やヒールの高い靴は足の血行不良をまねくため、長時間の着用は控えましょう。
・体を濡れたままにしておくと、皮膚表面の温度が下がってしもやけができやすくなります。
汗をかいたときはすぐに水分をふきとりましょう。
また、濡れた靴下や靴、手袋は早めに取り換えましょう。
・血行を良くするのに、お風呂で温まったり、その部分をマッサージするのも効果的です。
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