水虫薬、正しく使えていますか?

夏場に多く発症する「水虫
薬を使っている間は良くなるけれど、やめるとまた症状がでてしまう…
患者さまの中には、このように症状をくり返してしまう方もいらっしゃいます。

多くの場合、薬が正しく使用できていないケースがあるようです。
そこで、今回は正しい塗り方についてご紹介させて頂きます。

①両足に広めに塗る。
水虫(白癬菌)は症状の所はもちろん、実は見えている患部よりずっと広い所にも潜んでいます。
そのため、症状のある所だけを治しても、しばらくするとその周辺に症状がでてきます。
自覚症状がない所まで広くまんべんなく塗る事が大切です。

足の裏を中心に広くすき間なく、
足の指の間、爪のまわり、足の側面、アキレス腱の周囲も忘れず塗りましょう。

また、片足しか症状がなくても、薬は両足に塗りましょう
床をもう片方の足で踏むため、両足に菌がいると考えられるからです。

②適量を塗る
片足の1回分の目安は、チューブから人差し指の先〜第一関節の長さまで出した量となります。
10gチューブ入りの場合、両足に1日1回塗ると大体10日で使い切るのが目安です。
すり込むように塗るのは皮膚の刺激になりますので禁物です!やさしく広げるように塗りましょう。

③お風呂上がりに塗ると効果的!
お風呂上がりは皮膚が清潔で、角層がやわらかくなっているので、薬が浸透しやすい状態になっています。

④症状がなくなってから最低2ヶ月は根気よく塗る。
薬を塗り始めて約1ヶ月で症状は軽快します。
ただ、この段階では、皮膚の奥の角質層の菌が完全になくなっていません。
角質層に潜んでいる菌を追い出すには2ヶ月程かかるため、
完治させるためにはその間毎日薬を塗り続けることが大切です。

医師から許可がでるまでは根気よく塗り続け、今年こそ厄介な水虫を退治しましょう!

2018年8月28日4:33 PM

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