粉瘤(ふんりゅう)とは?

粉瘤(ふんりゅう)とは、アテロームとも呼ばれ、皮膚の下にできる良性のできものです。
袋状のできものの中に、本来皮膚から剥がれ落ちるはずの垢や皮脂などの老廃物がたまるため、臭いがすることもあります。
はじめは小さなシコリ状ですが、袋の中に溜まった老廃物は自然に外には出ず、どんどん溜まって少しずつ大きくなります。
そこに細菌などが入って炎症が起こると、腫れや痛みが強くでて、皮膚の一部が破れて中から膿が出てくることもあります。

◎できやすい部位◎
身体のどこにでもできます。
耳の後ろやワキの下、足の付け根、お尻、背中などにできやすいです。

◎治療◎
【軽い炎症の場合】
抗生物質を内服します。
【強い炎症の場合】
局所麻酔をして皮膚を小さく切開し、膿を外へ出します。
(その場合、しばらく通院し、処置が必要となります。)
炎症が治まっても袋状のできものは残っているので、また同じ場所に炎症を起こすことがあります。
どんどん大きくなったり、何度も炎症をくり返してしまう場合は、腫れが落ち着いてから手術をおすすめすることもあります。

粉瘤は炎症がおこると腫れや痛みで日常生活に支障をきたすこともありますので、
症状がひどくなる前に皮膚科を受診しましょう。

2019年10月29日10:21 AM

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