毛虫皮膚炎にご注意ください

さわやかな気候が続き、屋外でのレジャーや散歩、ガーデニング、小さいお子様なら公園での外遊びなど、屋外での活動が楽しい季節になりましたね。
この時季同時に増えてくるのが毛虫による被害で、当院を受診される患者様も増えてきました。

毛虫に触れた時におこる炎症のことを毛虫皮膚炎といいます。
触れた所にたくさんの赤いプツプツした発疹が出てきて、夜も眠れない程の強い痛みを伴います。

けむし
毛虫に触れないよう注意したとしても、毛虫の毒針毛(毒をもった細かい針状の毛)は空気中に飛んでいることもあります。
そのため、洗濯物にくっついたり、皮膚にくっついたりすることで直接毛虫に触る事がなくても毛虫皮膚炎になる事があります。
また、痒いからといって掻いていると毒針毛が皮膚の奥へ入っていったり、毛が違う皮膚について広範囲に症状が広がり悪化させてしまうことがあります。

もし刺された場合応急処置として、ガムテープなどで刺さっている毒針毛を取り除きましょう。また流水で患部をしっかりと洗い流し、痛みや痒みがあれば氷や保冷パックで冷やしましょう。

症状を早く治すためにも、治療薬をしっかり塗ることが大切です。
市販の塗り薬で痒みや痛みがひかない場合や、発疹が広がり始めている場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
外にお出かけの際はなるべく草むらや木には近づかないように、特に毛虫の多い椿やバラ、桜などの木に注意しましょう。

2016年5月31日6:54 PM

日焼け止め、正しく塗れていますか?

だんだんと日差しが強くなってきて、日焼け止めは必須アイテムとなりましたね。
紫外線から肌を守ってくれる日焼け止めですが、塗り方を間違えると効果が半減することも...
以下のような方法で正しく使って、紫外線をしっかり防いでいきましょう。

  1. 適量を使用しましょう。
    日焼け止めを効果的に塗るためにとても大切なのは量です。
    顔→乳液・ローションタイプ:500円玉大/ クリームタイプ:パール粒2個分
    腕→片腕にパール粒2個分
    足→片足にパール粒4個分
    この量を塗ってはじめてSPF値、PA値の表示通りの効果を発揮します。
    べたつきを避けるために塗る量を控えがちですが、薄すぎるとムラになったり、すぐとれてしまうため、効果は半減してしまいます。
    また、擦り込みは肌への刺激を増幅させるため、肌を覆うように丁寧にやさしくのばしましょう。
  2. こまめに塗り直しましょう。
    これから暑くなってくると汗や皮脂でいつのまにか取れてしまうため、2〜3時間おきの塗り直しがとても大切です。
    タオル等で汗や皮脂をしっかり拭き取ってから塗り直ししましょう。
  3. 予定に応じて使い分けましょう。
    普段の生活ならSPF15〜25・PA+・PA++程度、
    山や海などレジャーに行くならSPF50・PA+++等数値の高いものがおススメです。
    ただし、いつもSPF値・PA値が高いものを使うと肌へ負担をかけることもありますので、生活に合わせて上手に使い分けましょう。
    また、日焼け止めは劣化するため、毎年買い替えて使用しましょう。
  4. お風呂でしっかり落としましょう。
    日焼け止めを落とさずにいると肌荒れの原因となってしまいます。
    日焼け止めを落とすには、製品によって石鹸やお湯で落とせるもの、専用のクレンジング剤がいるもの等様々です。製品に合わせた方法でしっかり落としましょう。
    ゴシゴシ擦ってしまうと肌の表面を傷つけてしまうので、やさしく丁寧に洗います。
    また、低刺激のものであっても肌の乾燥を招くため、洗った後はしっかり保湿をすることも大切です。

当院では、肌に負担をかけない低刺激の日焼け止めを各種取扱いしております。
サンプルもお配りしていますので、お気軽にスタッフへお声がけください。

2016年5月16日2:47 PM

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