冬のかゆみ対策 ♨入浴方法♨

冬は空気も乾燥し、体のあちこちがカサカサして痒くてたまらない…
いわゆる乾燥肌で悩まれる方が多くなる季節です。

乾燥肌によるかゆみを悪化させる習慣のひとつに、まちがった入浴法があげられます。
入浴方法を見直すだけでも、かゆみを軽減することができます。
そこで、今回は正しい入浴方法についてご紹介いたします。

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①熱いお湯、長湯は避けましょう。
冬はついつい温度を上げたくなりますが、熱いお湯、長湯は肌のうるおいを保つための保湿成分(セラミドなど)を流出させてしまいます。
適度なお湯(38〜40℃)で10分程度を目安にしましょう。
入浴中はセラミドなどが入ったスキンケア入浴剤を使うと、肌のうるおいをキープしてくれます。
背中などの届きにくい部分にまんべんなく行き渡るので、保湿ケアにオススメです。

②ゴシゴシ洗いは控えましょう。
目の粗いタオルやスポンジでゴシゴシこすって洗うと、皮膚表面のバリアを壊してしまいます。
また、石けんは肌に必要なうるおいまで奪ってしまいます。
皮脂の少ない冬は、お湯につかるだけでほとんどの汚れは落ちるといわれています。
乾燥肌が気になる方は、石けんを使用するのは顔、ワキ、胸、お尻、股のみとしましょう。

③石けんはきちんと泡立て、できるだけ手のひらでなでるようにやさしく洗いましょう。

④お風呂上がりはすぐに保湿剤を塗りましょう。
お風呂上がりは皮膚の表面からどんどん水分が蒸発します。
できるだけ早めに(5分以内が効果的)保湿剤を塗りましょう。

当院では、様々な保湿剤(ローション、クリーム、泡タイプなど)を患者さまの状態に合わせて処方しています。
市販の保湿剤を試してもカサカサ、白い粉がふいてしまうとお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

保湿

2018年12月20日11:43 AM

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