背中ニキビ

気温も25℃を超える日が多くなってきましたね。日中は少し外を歩くだけでも汗をかいてしまいます。まさに、服の中が高温、多湿状態。

背中ニキビは、主に「毛のう炎(毛包炎)」といわれる皮膚の病気です。毛包とは「毛穴」の奥、体毛を取り囲んでいる皮膚の組織層のことで、「毛のう」ともいいます。毛のう炎は、黄色ブドウ球菌などの細菌が原因で起こる場合のほかに、マラセチア菌という真菌(カビ)が原因で起こるマラセチア毛包炎や、白血球の一種である好酸球と関係する好酸球性膿疱性毛包炎などの種類があり、原因によって治療薬が異なります。

 

背中ニキビの原因の一つでもある「マラセチア菌」にとって春から夏にかけて増殖しやすい環境なのです。皮膚にはさまざまな細菌、真菌などが常在しておりマラセチア菌もこの中のひとつで、皮脂を好む真菌であるため皮脂分泌が増える時期に悪化します。特に背中は汗をかきやすい場所。暑さやストレスを感じたときに出る汗はベタついて蒸発しにくい上、皮脂を多く含むことから、放っておくと毛穴が詰まり、背中ニキビの原因に。そのため、この時季は特に背中ニキビができやすいと言えるでしょう。

ニキビの原因によって治療薬が異なりますのでなかなか症状が改善しないなどお困りな事がございましたら診察をお勧めします。

2019年5月18日1:06 PM

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