「あせも」のできやすい季節です☀

じめじめ蒸し暑い日が続き、「あせも(汗疹)」で受診される方が増えています。
大量の汗をかいたまま放っておくとポツポツした湿疹や水ぶくれができ、多くの場合かゆみを伴うのが特徴です。
夏だけに限らず、高温多湿の環境で運動した場合にもできやすくなります。

「あせも」には3種類ありますが、多くみられるのは以下の2種類です。
◆水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)◆
赤みやかゆみがなく、水ぶくれができる。
症状が軽く、自覚症状が少ない。

汗をかいた後のスキンケアをすることで自然に治ります。
◆紅色汗疹(こうしょくかんしん)◆
小さな赤いブツブツができてかゆい。
汗をかくと刺すような痛みを感じることもある。

スキンケアをしながら、ステロイドの塗り薬を使用し、
炎症を抑えてかゆみを和らげます。

◇◇自分でできるあせも予防◇◇
①汗をかいたらシャワーを浴びましょう。
汗を放置すると、汗の通り道がつまって「あせも」ができやすくなります。
汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流すか、ぬれタオルで拭いて清潔を保ちましょう。
②高温多湿の環境を避けましょう。
汗をかき続けないよう、暑いときはエアコン、扇風機、除湿器を使って
温度・湿度を快適に保ちましょう。
③通気性・吸湿性のいい衣類を選びましょう。
汗をかいたら着替えるのが望ましいですが、外出先ではなかなかそうもいきません。
最近は通気性や吸湿性のいい素材の下着も市販されていますので、
それらを上手に活用し、汗でぬれたままの状態が続かないようにしましょう。

「あせも」は、皮膚を清潔に保って、痒くてもかかずにいれば数日で自然に治ることが多いです。
なかなか治らなかったり、痒くてかいてしまう時は、
悪化しないように早めに受診してお薬を処方してもらってください。

ご自身でできるケアを取り入れ、汗をかきやすいこの季節を上手に乗りきりましょう!

2019年7月30日2:46 PM

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