~足の水虫薬の正しい使い方~

水虫の原因となる白癬菌は、高温多湿を好むため夏に活動が活発となり、
水ぶくれや皮めくれ、かゆみ、ただれなどの症状の出る方が増えます。

病院で水虫と診断され、適したお薬を使い始めると一旦症状は改善します。
しかし、良くなってお薬を止めたら再発したり、毎年同じ時期に症状が出てお困りの方もいらっしゃいます。

水虫

水虫薬は、正しく使えば完治も可能です。
そこで、今回は正しいお薬の使い方についてご紹介します。

塗り薬には、主に軟膏とクリームがあり、症状によって使い分けをします。
クリーム→伸びがよく、角質層によく浸透します。
軟膏  →刺激が少なく、皮膚を保護する働きがあります。ただれ、ひび割れがある時に適しています。

 

◇◆ぬり方のポイント◆◇
・1日1回必ず塗る。
塗るタイミングを決めて、毎日必ず塗る習慣をつけましょう。

入浴後が効果的!
大人の場合、片足に対して、チューブから人差し指の先~第1関節まで出した量(0.5g)が適量です。
目安として、両足なら10gのチューブ1本が10日でなくなります。
白癬菌は症状のない所にも潜んでいるため、普段靴で覆われている部分に薄くまんべんなく塗るのがポイントです。指の間、爪のまわりなども丁寧に塗りましょう。

症状がよくなっても自己判断で中止しない。
足の裏の場合、白癬菌がすむ角質層がはがれ落ち、新しい角質層と入れ替わるまでに3カ月かかるといわれています。
そのため、完治させるには角質層の菌を追い出すまで薬を塗り続ける必要があります。
医師の指示がある間は、薬を切らさずに塗り続けましょう。

2020年7月28日11:30 AM

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