❄しもやけ(凍瘡)対策はお早めに⛄

朝晩の冷え込みが厳しくなり、12月に入ってからしもやけ受診される方が増えています。
今年は12月半ば過ぎ頃から全国的に平年の気温より低くなるとの予報です❄❄❄
早めに治療することで症状を抑えられますので、毎年しもやけを繰り返す方は早めの対策をお勧めします❗

《しもやけの原因》
気温が4~5℃
1日のうちの寒暖差が10°C前後で発症しやすくなります。
真冬よりも初冬や初春に多いのが特徴です。

繰り返す寒冷刺激によって 抹消の血液循環が悪くなると、その部分に炎症が起こってしもやけになります。
子供に多く、大人でもなりやすい体質の方がいます。

《症状》
手や足の指、耳、鼻先、頬などにできやすく、皮膚が赤〜黒っぽい紫色になります。
◎全体が腫れたり、小指くらいの赤みや盛り上がり(丘疹)がところどころにでます。
かゆみ、痛み(じんじんするような痛がゆさ)があります
◎入浴したり、就寝時に布団に入るなどして体が温まるとかゆみが強くなります。
悪化すると水ぶくれができたり、さらにそれが破れてジュクジュクした潰瘍になることもあります。

しもやけ

《治療》
血行をよくするため、ビタミンEの外用薬や内服、漢方などを処方します。
症状によっては炎症を抑えるためのステロイドの塗り薬を短期間使用することもあります。

また、季節を問わずしもやけのような症状が出た場合などには、膠原病などの病気が潜んでいることがあります。
薬を使っても改善がない時は、放置せずに一度ご相談下さい。

《気をつけること》
冷えないようにするのが一番大切です!
◎外出時には手袋や厚手の靴下、耳あてなど着用してしっかりと保温しましょう。

使い捨てカイロは冷えやすいところを温めるのに便利です。

手袋や靴下を蒸れたり濡れたまま使用していると、皮膚表面の温度が下がってしまいます。早めに取り替えましょう。

靴もよく乾燥させるようにしましょう。

◎先が細い靴やハイヒールは足の血行不良を招くため、長時間の着用は避けましょう。

◎患部の血行を改善するために、お風呂で温まったり、ほぐすようにマッサージするのもよいでしょう。

風呂

2021年12月10日4:39 PM

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