しもやけにご用心!

暦の上では春になりましたが、まだまだ朝晩寒い日が続きますね。昼と夜の温度差が大きくなると心配になるのがしもやけです。

しもやけは気温が5℃前後で、日中と夜の温度差が10℃以上になると、血の巡りが悪くなって起こる病気です。手や足先、鼻先、耳などにできやすく、腫れぼったく赤紫色になり、痛みや強い痒みを伴います。

しもやけは何より予防が大切です。厚手の靴下、手袋、耳あて、帽子などでしっかりと防寒しましょう。症状が軽い場合は保湿と患部のマッサージがとても効果的です。ただし、腫れや赤みがひどかったり、ただれや水ぶくれになっている場合は、マッサージをすると症状が悪化する事があるので要注意です。そのような時はなるべく皮膚科を受診し、適切な治療をしましょう。

また、成人の場合、一見ただのしもやけに見えても、膠原病などの病気が隠れていることがあります。冬場以外でも繰り返す場合は、ただのしもやけと自己判断せず、皮膚科の受診をおすすめします。

2016年2月5日10:03 AM

帯状疱疹は初期が大切です!

年末年始の疲れ、風邪等で体調を崩すこの時期、帯状疱疹で来院される患者様が増えています。
帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)をおこす原因と同じウイルスで起こる病気です。
疲れやストレス等が引き金となって免疫力が低下すると、体の中に潜んでいたウイルスが再び活動を始めて発症するため、水ぼうそうにかかった事がある方なら誰でもなる可能性があります。
こんな症状があったら要注意です
・体の左右どちらかにピリピリとした違和感や痛みがある。
・皮膚の表面が帯状に赤く盛り上がる。
・赤く盛り上がった所に水泡ができる。

軽い症状ですむ方もいらっしゃいますが、衣服が擦れたりするだけでも強い痛みを感じたり、夜も眠れないほどの痛みがでて、治療が遅れるとあとあとまで痛みが残ることもあります。

発疹がでて3日以内に薬を飲むと症状が随分抑えられますので、異変に気がついたら薬をすぐに飲むのが大切です。発疹が増える前に、チクチク、ピリピリとした痛みが現れたら、痛みを残さないためにも早めに皮膚科を受診しましょう。

2016年1月19日10:31 AM

アトピー性皮膚炎の重症度が数値で分かります!

薬を塗れば症状は落ち着くけれど、お薬を止めた途端に悪くなる。

この薬は効いてるのかな…?

アトピー性皮膚炎と診断された方は、こういう疑問や経験を繰り返しておられる方も多いかと思います。

薬物治療で見た目に肌がきれいになっても、目には見えない炎症がまだ残っていることがあり、その場合、お薬を中止することにより症状は当然、悪化します。

また、使用しているステロイド剤の強さが現在の皮膚の症状には効き目が不十分という場合もあります。

今現在のお肌の症状に合った適切な治療を受けるために、アトピー性皮膚炎の重症度が数値で分かる「TARC検査」をおすすめします。

TARC検査をすることで、その数値に応じて使用するステロイド剤の強さを変えたり、今の治療で効果が得られているのかを知る事もできますし、薬を中止しても良いかという判断ができます。

自己判断せず、適切なお薬を必要な期間使用して、早期に症状を落ち着かせましょう。

そして、症状をコントロールして快適な日常生活を送りましょう。

 

2016年1月7日9:52 AM

たまらない痒みにお困りの方へ

 

夜痒くて眠れない、お風呂上がりにはいつも皮膚が痒くてたまらない、お酒を飲むと

なぜかいつも皮膚が痒くなるなど、痒みの症状でお困りではございませんか?

冬場の皮膚の痒みの原因は、主にドライスキン(皮脂欠乏症)と言われています。

水分と皮脂が失われて乾燥した皮膚の表面は外からの刺激に無防備になっており、

刺激を受けると敏感に反応し、痒くなるのです。

痒くなってしまって掻いてしまい皮膚が傷つき更に痒くなってしまう・・・

そんな悪循環になる前にいつでもご相談下さい!!

 

2015年12月8日2:53 PM

手荒れでお悩みの方へ

朝晩肌寒い季節になりましたね。

手洗いや炊事等でお湯を使う頻度も増えて、最近手荒れが気になる方はいらっしゃいませんか?

石鹸や洗剤を使って水仕事をしたり、指先をよく使った後にお手入れをしないで放っておくと、手を保護している皮脂膜が弱くなって水分が失われやすくなります。

皮膚のバリアが弱まったところに、さらにお湯や洗剤などの刺激が繰り返し加わると、皮膚の脂分がますます奪われてしまい、炎症がおこって痒みを伴う発赤やブツブツがでてきたり、さらに悪化すると指先を中心にひび割れをおこしてしまいます。

「手荒れぐらいで病院に行くなんて...」と我慢してしまう方も多いもしれませんが、放置して症状が悪化してしまうと常に皮膚がじくじくしたり、ザラザラした状態が通年続き、慢性化して治りにくくなってしまうこともあります。早めに対処すれば、塗り薬や飲み薬の使用、日常生活の工夫で改善していきますので、ひどくなる前の受診をおすすめします。

また、あまりに長引く痒みや炎症の強い手荒れは、洗剤やシャンプー、毛染め剤、ゴム手袋などにかぶれている場合もあります。これらはパッチテストにより原因がわかる可能性があります。

当院でもパッチテストを行っていますので、心当たりのある方はどうぞお気軽にご相談ください。

 

2015年11月17日10:31 AM

頭皮のフケ・かゆみでお悩みの方へ

フケが目立つ、頭皮のかゆみがとれない…そんな症状に悩まされていませんか?

なかなか治らない場合、もしかしたらそれは脂漏性皮膚炎という病気かもしれません。

脂漏性皮膚炎は、過剰な皮脂がカビ(真菌)によって炎症を引き起こす病気で、かゆみを伴ったり、皮膚が赤くなったり、フケも多くなり見た目にも目立ちます。中には炎症の為に毛が抜けてくることもあります。

適切な治療をしないと再発を繰り返して、治るまでに時間がかかることもありますので、自己診断をしないで、皮膚科の受診をおすすめします。

 

 

2015年11月2日12:13 PM

乾燥はお肌の大敵です!!

過ごしやすい季節となりましたが、気温や湿度の低下、室内の暖房により空気の乾燥が気になりますね。

乾燥した空気はお肌から水分をどんどん奪おうとします。

お肌が乾燥していると、皮膚のバリア機能が低下して水分が逃げやすく、外からの刺激を受けやすくなってしまうので、湿疹やニキビなどの肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。

また、正常なターンオーバーができず、肌のツヤがなくなってくすんで見えたり、シミやシワなどの肌老化の原因にもなるので、美肌の大敵なのです!

水分が蒸発してカリカリになった畑に肥料をまいても育たないように、お肌にも水分(潤い)がなければ美肌は作られません。

だから、保湿はすごく大切なんです!

乾燥の厳しい季節に向けて、今からしっかりと保湿を行い、健康で美しいお肌を守りましょう!

 

2015年10月19日3:10 PM

花粉症の方は口腔アレルギーにも要注意!!!

花粉症といえば、植物が原因で起こるくしゃみや鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状を思いつきますが、花粉症の人がある果物や野菜を食べて口の中でアレルギーを起こすことを、口腔アレルギー症候群といいます。

口腔アレルギー症候群は花粉に含まれるアレルギーを起こす成分と似た成分が果物や野菜に含まれており、それを食べることで口や喉に痒みや腫れが起こります。

まれにではありますが蕁麻疹、喘息、アナフィラキシーといった重篤な例もあります。

自分がどの植物にアレルギーを持っているのかを知っていることで、関係する果物や野菜を避けることができますし、加工や加熱しておけばアレルギーもおこりにくい傾向があります。また、抗アレルギー剤の内服で花粉症自体が抑制されていれば、口腔アレルギーもおこりにくいとされています。

当院では採血でアレルギーの検査を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

2015年10月2日11:27 AM

そのアレルギー、市販薬で効いていますか?

秋の花粉症のシーズンとなり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みでお困りの方も多いのではないのでしょうか?

薬局に行けば市販のお薬が買えるのは便利ですが、病院で処方するものとは成分が同じでも含有量が少ないものもあり、人によっては効果が不十分なこともありますし、お値段も高いですね…。

アレルギー症状を抑える薬は色々な種類がありますので、市販薬では効果が得られないなら病院で一度ご相談されることをおすすめします。

病院で処方する抗アレルギー剤は市販薬よりも効果が期待できるのはもちろん、種類も多いので、

◯多少眠くなってもよく効く薬が欲しい

◯車の運転をするから眠くならない薬が良い

◯1日2回飲むのは面倒

◯タブレットで口の中で溶けるタイプが良い

など、お好みやライフスタイルに合わせてお薬を選択することができます。

何より保険適応なので、お財布にも優しいです。

当院は土曜日、日曜日も診察(午前中のみ)をしておりますので、平日はお仕事でなかなか病院には…という方も、お気軽にご相談下さいね。

 

 

2015年9月24日11:22 AM

ナイロンタオル皮膚炎

毎日、ナイロンタオルで身体をゴシゴシ洗っていませんか?
身体を強くゴシゴシ擦る事で垢を落としきって清潔になった気がしますが、実はお肌には大敵なんです。

ナイロンタオルで擦ると摩擦が起きて肌には大変刺激になっていますし、セラミドが失われて乾燥も目立つようになります。
また、繰り返し擦る事で黒ずんで色素沈着にもなります。

入浴時の肌はふやけて柔らかくデリケートなので、身体を洗う時には、石鹸やボディソープを泡立てて優しく洗いましょう。
また、入浴後の肌は石鹸やボディソープで皮脂が洗い流されているため、とても乾燥しやすくなっています。
肌の保湿もしっかり行ないましょう。

 

2015年9月7日12:26 PM

お肌のトラブルから美容のお悩みまで、
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からすま丸太町皮フ科クリニック

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