秋の花粉にご注意ください
夏から秋への季節の変わり目は風邪をひきやすい時ですが、
この時季になると毎年くしゃみ鼻水がとまらない、目が痒いなどの症状でお困りの方はいらっしゃいませんか?
そんな時は、風邪よりも秋の花粉症を疑ってみて下さい。
花粉症というとスギやヒノキを思い浮かべますが、夏〜秋も花粉は飛んでいて、
特に注意したいのがブタクサやヨモギ、カナムグラです。
周辺にこれらの植物がなければ花粉症を発症することはありませんが、
私たちの身近な道端や公園の河川敷などに生えているため、なかなか避けて生活するのも難しいものです。
これらの花粉にアレルギーがあるかどうかは血液検査をすれば1週間程度でわかります。
もし秋の花粉症があるとわかれば、花粉の飛ぶ2週間前くらいから内服薬を服用すれば症状はぐっと軽くすみますので、シーズン前から早めの対応を心がけましょう。
日焼けもやけどの一種です
夏のレジャーが楽しい季節がやってきましたね。
ついつい梅やプールなどで遊びすぎて、皮膚が真っ赤になってしまってヒリヒリ痛い!水ぶくれになってしまって困った…。そんな経験はありませんか?
たかが日焼けと思っていても、それはれっきとしたやけどです。
強い日焼けをしてしまったら、とにかくすぐに肌を冷やして炎症を抑えることが大切です。
冷やしたタオルを当てたり、広い範囲の場合は身体が冷えすぎない程度に冷たいシャワーをかけながら水風呂に浸かるのも効果的です。
また、日焼け直後は全身の水分量が失われている状態なので、水分補給をこまめに行い休息をこころがけましょう。
そのままにしておくと炎症が長引いて治りが遅くなり、色素沈着の原因になったり、水ぶくれが破れて雑菌が入ると悪化して痕が残りやすくなっていしまいます。
冷やしてもまだ我慢できない痛みがあったり、水ぶくれができてしまった場合は早めに皮膚科を受診しましょう。
2016年7月15日3:35 PM「とびひ」にご注意ください。
お子様の顔や手足にジュクジュクした水ぶくれやカサブタが出来てあちこちに広がってきた、、、このような症状がある場合、それは「とびひ」かもしれません。
「とびひ」とは、正しい名前を伝染性膿痂疹という子供に多い病気で、汗をかきやすく細菌も増殖しやすい夏に多くみられます。
健康な皮膚は表皮というバリアで守られているので、細菌に感染することはありません。しかし、虫刺されや転んでできた傷、掻き傷などがあると、そこから細菌が皮膚に入り込んで飛び火のように次々と症状が広がっていきます。
「とびひ」になった所は痒みが強いため、水ぶくれやカサブタを掻きむしった手で他の所を触ると、急速に周りの皮膚に広がってしまいます。
また、水ぶくれ等から出た液が他のお子様についたりすると、うつしてしまうので注意が必要です。
特にこの時期は、プールや遊びで感染する機会が増えます。
「とびひ」かも?と思ったら、ひどくならないうちに早めに受診しましょう。
2016年6月30日12:14 PMもしかして水虫かも?とお悩みの方へ
ジメジメするこの時季になると、蒸れて足の裏や指の間がゅくじゅくして痒かったり、皮がめくれたり、赤くなったり、、、もしかして水虫かも?と受診される方が増えてきました。
なかには、水虫と思っていても全く違う病気だったり、市販の水虫薬でかぶれているという場合もよくあります。
水虫かどうかは皮膚や爪の一部を少しだけ取って、顕微鏡で検査をすればわかります。
すでに市販の薬を塗って来院される方も多いですが、水虫薬を使用していると一時的に水虫の原因菌が減少したり、活力が弱まったりして正確な検査ができません。
検査をご希望で来院される際は、1〜2週間前から薬を中止して頂く事が望ましいです。
まずは皮膚科を受診して今の症状が本当に水虫かどうか検査を受ける事が大切です。自己判断で市販の薬を始める前に、症状に心当たりがある方はお早めにご相談下さい。
2016年6月22日12:49 PM毛虫皮膚炎にご注意ください
さわやかな気候が続き、屋外でのレジャーや散歩、ガーデニング、小さいお子様なら公園での外遊びなど、屋外での活動が楽しい季節になりましたね。
この時季同時に増えてくるのが毛虫による被害で、当院を受診される患者様も増えてきました。
毛虫に触れた時におこる炎症のことを毛虫皮膚炎といいます。
触れた所にたくさんの赤いプツプツした発疹が出てきて、夜も眠れない程の強い痛みを伴います。
毛虫に触れないよう注意したとしても、毛虫の毒針毛(毒をもった細かい針状の毛)は空気中に飛んでいることもあります。
そのため、洗濯物にくっついたり、皮膚にくっついたりすることで直接毛虫に触る事がなくても毛虫皮膚炎になる事があります。
また、痒いからといって掻いていると毒針毛が皮膚の奥へ入っていったり、毛が違う皮膚について広範囲に症状が広がり悪化させてしまうことがあります。
もし刺された場合応急処置として、ガムテープなどで刺さっている毒針毛を取り除きましょう。また流水で患部をしっかりと洗い流し、痛みや痒みがあれば氷や保冷パックで冷やしましょう。
症状を早く治すためにも、治療薬をしっかり塗ることが大切です。
市販の塗り薬で痒みや痛みがひかない場合や、発疹が広がり始めている場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
外にお出かけの際はなるべく草むらや木には近づかないように、特に毛虫の多い椿やバラ、桜などの木に注意しましょう。
日焼け止め、正しく塗れていますか?
だんだんと日差しが強くなってきて、日焼け止めは必須アイテムとなりましたね。
紫外線から肌を守ってくれる日焼け止めですが、塗り方を間違えると効果が半減することも...
以下のような方法で正しく使って、紫外線をしっかり防いでいきましょう。
- 適量を使用しましょう。
日焼け止めを効果的に塗るためにとても大切なのは量です。
顔→乳液・ローションタイプ:500円玉大/ クリームタイプ:パール粒2個分
腕→片腕にパール粒2個分
足→片足にパール粒4個分
この量を塗ってはじめてSPF値、PA値の表示通りの効果を発揮します。
べたつきを避けるために塗る量を控えがちですが、薄すぎるとムラになったり、すぐとれてしまうため、効果は半減してしまいます。
また、擦り込みは肌への刺激を増幅させるため、肌を覆うように丁寧にやさしくのばしましょう。 - こまめに塗り直しましょう。
これから暑くなってくると汗や皮脂でいつのまにか取れてしまうため、2〜3時間おきの塗り直しがとても大切です。
タオル等で汗や皮脂をしっかり拭き取ってから塗り直ししましょう。 - 予定に応じて使い分けましょう。
普段の生活ならSPF15〜25・PA+・PA++程度、
山や海などレジャーに行くならSPF50・PA+++等数値の高いものがおススメです。
ただし、いつもSPF値・PA値が高いものを使うと肌へ負担をかけることもありますので、生活に合わせて上手に使い分けましょう。
また、日焼け止めは劣化するため、毎年買い替えて使用しましょう。 - お風呂でしっかり落としましょう。
日焼け止めを落とさずにいると肌荒れの原因となってしまいます。
日焼け止めを落とすには、製品によって石鹸やお湯で落とせるもの、専用のクレンジング剤がいるもの等様々です。製品に合わせた方法でしっかり落としましょう。
ゴシゴシ擦ってしまうと肌の表面を傷つけてしまうので、やさしく丁寧に洗います。
また、低刺激のものであっても肌の乾燥を招くため、洗った後はしっかり保湿をすることも大切です。
当院では、肌に負担をかけない低刺激の日焼け止めを各種取扱いしております。
サンプルもお配りしていますので、お気軽にスタッフへお声がけください。
長引く花粉症症状でお悩みの方へ
スギやヒノキの花粉も徐々に減り、この時季花粉症でつらい思いをされていた方もようやく落ち着かれる頃ですね。
しかし、「今年は症状が長引いているなぁ」「スギ、ヒノキが終わったのにまだ調子が悪いなぁ」と感じておられる方も中にはいらっしゃるかと思います。
花粉症といえば春のイメージですが、実は1年を通じて花粉症を引き起こす植物はたくさんあります。また、身近に存在するホコリやダニ、ペット、カビ等に反応して症状がでている場合もあります。
「いつまで薬を飲み続けたら良いのかな?」「本当にスギやヒノキが原因なのかな?」と、長引く症状にお困りの方はいらっしゃいませんか?
当院では血液でアレルギー検査を行っています。
事前に何にアレルギーがあるのか知っておくと、アレルギーの原因となるものを避けたり、注意しないといけないシーズンに備えて早めに治療を開始して症状を軽く抑えることができます。
症状にお悩みの方はどうぞお気軽にご相談ください。
2016年4月30日11:34 AM
紫外線対策をはじめましょう。
だんだんと暖かくなってきて過ごしやすい季節になりましたね。
お出かけする機会も増えてきて、そろそろ紫外線が気になる方も多くいらっしゃるかと思います。
紫外線は肌に様々な悪影響を及ぼします。波長の長さによってA波とB波に区別され、それぞれ以下のような影響があります。
UVA(A波)→シワやシミ、たるみ等、肌の老化を引き起こす原因になる。
UVB(B波)→日焼けによる炎症(肌が赤くなる)、シミ、ソバカス、肌の乾燥の原因になる。
紫外線は3月頃から増え始め、6〜7月が最も強くなりますので、今からの紫外線対策が特に大切です。
紫外線は快晴の日だけでなく、晴れの日を100%とすると曇りの日で50〜80%、雨の日で20〜30%降り注いでいるため、天候に関係なく注意が必要です。少しの時間だけなら大丈夫かな?と思いがちですが、普段洗濯物を干したり、庭の手入れをしたりするだけでも意外と日焼けしてしまうものです。
紫外線を防ぐために、次のような方法をおすすめします。
◎日焼け止めをしっかり塗りましょう。
肌が露出している部分に適量をムラなく塗りましょう。2〜3時間おきに塗り直すことも大切です。
◎外出時には日傘をさし、黒っぽい服やUV防止加工を施したもの、長袖を着用しましょう。
白っぽい服は紫外線を通しやすいため、なるべく黒っぽい服を着用し、日傘を習 慣づけしましょう。
◎帽子やサングラスを着用しましょう。
帽子で20%、UVカット機能付きのメガネやサングラスで約90%紫外線から目を守ることができます。
紫外線を長期間繰り返し浴びていると、そのダメージは肌に蓄積されてしまいます。そのため、毎日正しい紫外線対策を続けていくことが大切です。
紫外線と上手につきあって、大切なお肌を守っていきましょう。
2016年4月20日5:58 PM
春休みがチャンス!ニキビ治療始めませんか?
春休みに入り、学生の皆さんがニキビ治療に受診される機会が増えてきました。
授業や部活などで忙しくてなかなか受診できなかった方も、お休み期間は治療を始めるチャンスです。
ニキビは早い段階から適切な治療をして、炎症を長引かせないことが大切です。
そのまま治療せず放置してしまうと、炎症がひどくなってニキビ痕を残すこともあるので、早めの皮膚科受診をおすすめします。
ここ最近、新しい薬の種類もできて、患者様ひとりひとりの状態に合わせて治療の選択肢が増えました。
以前治療してなかなか治りにくかった方も、ぜひ一度ご相談ください。
気になるニキビを治して、新学期、新生活を気持ちよく迎えましょう♪
花粉症対策はお早めに
日中だんだん暖かくなってきて春の訪れが待ち遠しいこの頃ですが、花粉症の方にとってはつらい季節がやってきましたね。
2016年のスギ花粉の飛散開始時期は例年よりやや早く、西日本では2月中旬から4月上旬がピークで、飛散量はやや少なめの傾向と予想されています。
シーズンに入って症状がひどくなってから薬を飲み始める方が多いですが、鼻や目などの粘膜に一度炎症がでてしまってからだと、症状をやわらげるのに時間がかかり治りにくくなってしまいます。毎年花粉症でつらい思いをしている方は、症状を軽減させるためにも飛散する2週間前から自分に合った薬を飲むのが効果的です。
なお、シーズン中に「今日は量が少ないから」「症状が出ていないから」と薬を中止すると、症状が出てきたり、症状を抑える効果が半減するため、期間中は継続することも大切です。
最近は眠くなりにくい薬もありますので、学生さんや運転をされる方、また以前飲んで薬が合わなかった方など、ライフスタイルや症状に合わせた薬を処方させて頂きますので、お気軽に相談くださいね。
2016年2月19日12:09 PM
お肌のトラブルから美容のお悩みまで、
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