かかとのカサカサ
かかとのカサカサ、ひび割れでお困りではございませんか?
*かかと水虫*
保湿をしていても改善しない方、それは「水虫」ってこともあり得ます。
水虫の検査を受けてみるのもいいかもしれません。(検査は皮膚科でいつでも受けることができます。)
*乾燥*
血行不良や加齢によって、ただでさえ少ないかかとの皮脂が枯れ乾燥状態になっています。
そのために新陳代謝も悪くなり、ターンオーバーが行われず古い角質がどんどんと溜まった状態になるのです。
角質を柔らかくするような外用薬も保湿剤も多種ございますのでご相談ください。
2019年12月16日4:29 PM
帯状疱疹~痛みを残さないために~
毎年、年末年始の時期になると、帯状疱疹で受診される方が増える傾向にあります。
帯状疱疹は、体の免疫力が低下した時に発症するため、寒くなって体調をくずしたり、年末年始に慌ただしく無理をしてしまったりで、この時期に増えるとも考えられます。
◆帯状疱疹とは◆
水ぼうそうのウイルスが原因でおこります。
はじめて感染した時は水ぼうそうとして発症します。
治ってからもウイルスは体内に数十年潜んでいて、過労やストレス、加齢などで免疫力が低下すると再び活動を始めます。
ウイルスは神経に沿って移動して、帯状疱疹として発症します。
身体の左右どちらか一方に、ピリピリ・ズキズキとした強い痛みと、
これに続いて帯状に現れる赤い斑点、水ぶくれができるのが特徴です。
胸から背中にかけて最も多くみられ、全体の半数以上が上半身に発症します。
顔面、特に眼の周囲も発症しやすい部位です。
◆治療◆
抗ウイルス薬・鎮痛剤・塗り薬などを使用して治療します。
抗ウイルス薬の内服はできるだけ早く開始することが大切です。
症状が広がって重症化してしまったり、痛みをがまんしてしまうと、
帯状疱疹が治った後も数カ月~何年も痛みが残ってしまう場合があります。
(帯状疱疹後神経痛)
特に50才以上の方は約2割の方が神経痛に移行すると言われていますので、
赤い斑点や水ぶくれを見つけたらすぐに受診するようにしましょう。
2019年11月28日2:46 PM
検査を実施しております
アレルギーの検査(健康保険内での検査です)
採血:RASTという検査方法
健康保険を使用してひと月内で最大13個のアレルゲンを調べることができます。各種花粉をはじめ環境要因、食物アレルギーなど
検査結果:1週間いただいております。
パッチテスト:24種の原因物質のシートを背中に貼る検査方法
皮膚の状態を診察してからの貼付です。(皮膚の状態によっては症状が治まってからの貼付となります。)
シートを貼付し48時間後、72時間後、7日目と4回は受診していただきます。
検査結果:最終日にご報告いたします。
貼付当日、翌日の入浴はお控えいただき、なるべく汗をかかない、窮屈な下着を着けないなど検査が正確に行われるようにご協力をお願いしております。
検査は通年希望がございましたら勿論できますが、入浴できないことやなるべく汗をかかないなどのことを踏まえると今のこの時期がいいのではないかとお勧めしております。
詳しくはスタッフにお声掛けください。
2019年11月22日2:12 PM
粉瘤(ふんりゅう)とは?
粉瘤(ふんりゅう)とは、アテロームとも呼ばれ、皮膚の下にできる良性のできものです。
袋状のできものの中に、本来皮膚から剥がれ落ちるはずの垢や皮脂などの老廃物がたまるため、臭いがすることもあります。
はじめは小さなシコリ状ですが、袋の中に溜まった老廃物は自然に外には出ず、どんどん溜まって少しずつ大きくなります。
そこに細菌などが入って炎症が起こると、腫れや痛みが強くでて、皮膚の一部が破れて中から膿が出てくることもあります。
◎できやすい部位◎
身体のどこにでもできます。
耳の後ろやワキの下、足の付け根、お尻、背中などにできやすいです。
◎治療◎
【軽い炎症の場合】
抗生物質を内服します。
【強い炎症の場合】
局所麻酔をして皮膚を小さく切開し、膿を外へ出します。
(その場合、しばらく通院し、処置が必要となります。)
炎症が治まっても袋状のできものは残っているので、また同じ場所に炎症を起こすことがあります。
どんどん大きくなったり、何度も炎症をくり返してしまう場合は、腫れが落ち着いてから手術をおすすめすることもあります。
粉瘤は炎症がおこると腫れや痛みで日常生活に支障をきたすこともありますので、
症状がひどくなる前に皮膚科を受診しましょう。
秋~肌荒れ
秋から感じる肌の乾燥、ゴワツキ、かゆみ…
特に目もと・口もと・手足などなど・・・・・ん?全身ですね。
皮膚は季節の移りを敏感に察知しています。
乾燥性皮膚炎
皮膚の乾燥が進むことによって、かゆみを伴う赤みや湿疹、水ぶくれが現れます。秋から冬にかけて、空気が乾燥する季節に悪化しやすくなります。
皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)
皮膚に赤みや湿疹などの目立った異常がみられないにも関わらず、かゆみが出るものを皮膚掻痒症と呼びます。皮膚の乾燥を伴うことが多く、全身性疾患や内臓疾患が原因となる場合もありますが、高齢者では特別な疾患がなくてもかゆみが起こることがあります。
今や保湿の大切さは、老若男女問わずご周知のようです。
これから本格的に乾燥も始まりますので今まで以上にしっかりと保湿をして皮膚のトラブルを予防してください。
2019年10月18日11:34 AM
ニキビ肌のスキンケア
ニキビの原因は、年令・ホルモンバランス・ストレス・生活リズムの乱れなどそれぞれですが、まちがったスキンケアが原因になってしまう場合もあります。
そこで、今回はニキビができてしまった時のスキンケアについてご紹介します。
スキンケアの基本は洗浄→保湿→遮光です。
使用する化粧品は、ニキビ肌用のノンコメドジェニック製品をおすすめします。
ノンコメドジェニックとは?
コメド(毛穴が詰まって白く膨らんだニキビの第一段階)ができにくいことを確認している化粧品
◎洗浄◎
【メイク落とし】
・メイクによる毛穴のつまりは、ニキビの悪化の原因になります。
家に帰ったらすぐにメイクは落としましょう。
・クレンジング料を力を加えず丁寧になじませ、やさしく洗い流しましょう。
【洗顔】
・洗顔料を使った洗顔は1日2回が目安です。洗い過ぎは逆に皮脂の分泌を高めてしまいます。
・洗顔料をしっかり泡立て、泡のクッションで手が顔に直接あたらないように洗いましょう。
・洗顔時に強くこすったり、ニキビをつぶすのは悪化の原因となりますのでやめましょう!
・洗顔料が残りやすい生え際やあご回りもぬるま湯でしっかりとすすぎ、柔らかいタオルでこすらないように押さえて水分を拭き取りましょう。
◎保湿◎
洗顔後、5分程で肌の水分量は減少し、洗顔前より乾燥します。
すぐに化粧水・保湿ジェルや乳液・クリームなどで保湿しましょう。
皮脂を気にして保湿を控える方もいらっしゃいますが、適度な保湿をすることで肌質が良くなり、過剰な皮脂もコントロールされます。
ニキビ肌の時もしっかり保湿は続けましょう。
◎遮光◎
紫外線によって活性酸素が生成され、皮膚のバリア機能が低下します。
そのため、肌が乾燥し、ターンオーバーが乱れて古い角質がたまりやすくなり、毛穴づまりの原因にもなります。
日焼け止めを選ぶ時は、肌に負担をかけない紫外線吸収剤フリーのものや、石鹸やお湯で落とせるタイプのものを選びましょう。
当院では、ニキビ肌でも安心してご使用いただける化粧品サンプルのご用意もございますので、
スキンケアでお悩みの方はどうぞお気軽にスタッフまでお声がけください♪
首のイボ(スキンタッグ)
夏に比べ紫外線の量も減ってきたこの時期に、気になっている首周りのブツブツの治療を始めませんか?
首イボの種類
①アクロコルドン:小さくてあまり盛り上がってない肌色もしくは褐色です。特に皮膚が柔らかい場所に好発し、いぼも柔らかいのが特徴です。加齢とともに発症が増え、女性や肥満の方に発症することが多いと言われています。
②スキンタッグ:アクロコルドンよりも少し大きくて皮膚から飛び出したイボ
③軟性線維腫:直径5mmを超える大型のイボ
治療/
①・②は
液体窒素を用いた冷凍療法:1~2週間後にかさぶたになって自然に脱落します。治癒するまでには何回か通院していただききます。
ハサミで切り取る:大きくなりすぎていなければハサミで除去することもできます。(小さすぎても除去できません。)ほとんど痛みもなく、出血もなく処置することができます。
③は、大きい病院をご紹介させていただくことがございます。
上記症状でお困りの方は、一度受診してみませんか?
2019年9月18日2:47 PM
かかとのカサカサ、もしかして水虫かも!?
サンダルや素足で過ごすことが多いこの時期、
かかとのカサカサが気になる方はいらっしゃいませんか?
いくら保湿しても全く改善しない、どんどん角質が厚くなってひび割れることがある、
でも痒くもなんともないし…と放置される方も少なくありません。
水虫といえばジュクジュクしたり、ポツポツとした水疱ができ、痒みが強いというイメージですが、
実は、カサカサとし、皮膚がどんどん厚く硬くなるタイプ(角質増殖型)もあります。
かかとのカサカサが水虫かどうかを見た目で判断するのは難しいです。
まずは皮膚科を受診し、検査をしてから治療を受けることが大切です。
そのまま放置してしまうと、慢性化して治りにくくなる事もあります。
また、水虫とは思わずに軽石などでこすって余分な角質をとったりすると、目に見えない表面の傷から菌が皮膚に入りやすくなり、逆に水虫の範囲を広げて悪化させてしまう事もあります。
症状にお心あたりのある方は、どうぞお早めにご相談ください。
2019年8月26日4:40 PM
爪周囲炎
◆爪周囲炎◆
爪の周囲の小さな傷口から病原菌が侵入してしまうことで発症します。
◆症状◆
爪のまわりの腫れ、赤み、痛みといったものです。
◆原因◆
ささくれ、深爪、指しゃぶりなど…
◆予防◆
ささくれですが「ほんの少しだし」、つい指で引っ張ってしまうことないですか?タイミングによっては上手く取れることも…しかし、この行為は危険!気になるようなら爪切りハサミなどで取り除いてください。
深爪にならないように、爪の切り方に注意をしてください。爪の白い部分にそって切ってしまうのはNG。爪が皮膚にぶつかり傷つくことで炎症を起こしてしまいます。特に女性の方は圧迫する履物を履く機会が多いので気を付けてくださいね。
皮膚にとってバリア機能の低下は大敵。爪も同様です。清潔を保ちハンドクリームなどを使用してバリア機能を高めてください。
◆治療◆
内服で経過をみる、状態によっては溜まった膿を出す処置が必要だったりもします。自己判断せずに受診してください。
2019年8月23日5:01 PM
「あせも」のできやすい季節です☀
じめじめ蒸し暑い日が続き、「あせも(汗疹)」で受診される方が増えています。
大量の汗をかいたまま放っておくとポツポツした湿疹や水ぶくれができ、多くの場合かゆみを伴うのが特徴です。
夏だけに限らず、高温多湿の環境で運動した場合にもできやすくなります。
「あせも」には3種類ありますが、多くみられるのは以下の2種類です。
◆水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)◆
赤みやかゆみがなく、水ぶくれができる。
症状が軽く、自覚症状が少ない。
⇓
汗をかいた後のスキンケアをすることで自然に治ります。
◆紅色汗疹(こうしょくかんしん)◆
小さな赤いブツブツができてかゆい。
汗をかくと刺すような痛みを感じることもある。
⇓
スキンケアをしながら、ステロイドの塗り薬を使用し、
炎症を抑えてかゆみを和らげます。
◇◇自分でできるあせも予防◇◇
①汗をかいたらシャワーを浴びましょう。
汗を放置すると、汗の通り道がつまって「あせも」ができやすくなります。
汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流すか、ぬれタオルで拭いて清潔を保ちましょう。
②高温多湿の環境を避けましょう。
汗をかき続けないよう、暑いときはエアコン、扇風機、除湿器を使って
温度・湿度を快適に保ちましょう。
③通気性・吸湿性のいい衣類を選びましょう。
汗をかいたら着替えるのが望ましいですが、外出先ではなかなかそうもいきません。
最近は通気性や吸湿性のいい素材の下着も市販されていますので、
それらを上手に活用し、汗でぬれたままの状態が続かないようにしましょう。
「あせも」は、皮膚を清潔に保って、痒くてもかかずにいれば数日で自然に治ることが多いです。
なかなか治らなかったり、痒くてかいてしまう時は、
悪化しないように早めに受診してお薬を処方してもらってください。
ご自身でできるケアを取り入れ、汗をかきやすいこの季節を上手に乗りきりましょう!
2019年7月30日2:46 PMお肌のトラブルから美容のお悩みまで、
いつでもお気軽にご相談ください。
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