いよいよスギ花粉シーズン到来!

日中の日差しがだんだんと暖かくなり、春の訪れももうすぐですね♪
春の陽気に誘われて、お出かけする機会も増える時期ですが、
花粉症の方にとってはつらいシーズンの到来でもあります。

近畿地方では、早くもスギ花粉が本格的に飛び始め,
当院でも、2月上旬より花粉症対策のために受診される方が増えています。

今年の近畿地方のスギ花粉は、前年度より飛散量は少なく、ピークは3月中旬頃まで続くと予測されています。
また、スギ花粉が終わる頃にヒノキ花粉のピークが始まり、4月中旬頃までは注意が必要です。
花粉症の方は、日々の花粉情報もチェックし,外出の際はマスクやメガネを着用して万全に対策しましょう!

花粉症3

ここ数年の間に新しい抗アレルギー剤も増え、選択肢の幅が広がりました。
すでに薬を使用しているけれど効果が今ひとつ実感できない方、
副作用で眠気がでてお困りの方などいらっしゃいましたら、
ぜひお気軽にご相談ください。

当院は予約制ではないため、連休の前後で混み具合が多少変わりますが、
平日は11:00〜12:00、15:00〜17:00の時間帯が比較的空いており
今現在は来院〜約30分程でご案内しています。
また、仕事や学校で平日時間がない方へ、
土曜、日曜の午前(10:00〜13:00)も診察しております。

つらい症状を長引かせないために、対策がまだの方はどうぞお急ぎくださいね。

 

2020年2月27日12:03 PM

蜂窩織炎

蜂窩織炎:皮膚の下から深い皮下組織まで炎症が及ぶ細菌感染。人にうつる心配はいりません。

【原因/症状】

擦り傷や虫刺されなどの傷、アトピーや湿疹、とびひや水虫などでバリア機能が失われるとそこから細菌が侵入して感染します。原因菌は溶連菌と黄色ブドウ球菌の二種類が一般的です。

  • 皮膚が赤く腫れる
  • 熱感(触ると熱い
  • 触ると痛い
  • 皮膚の周囲とはっきりとした境界がないことが特徴です

特に下肢に発症しやすい(特に膝から下の部分や足の甲、足の裏などに生じますが体のどの部分にも発症します。)

【治療】

  • 抗菌薬での治療が有効です(内服、点滴
  • 状態によっては、安静と治療のため入院が必要になってきます。(入院施設の整った病院へのご紹介をさせていただきます。)

*症状に気づかれましたら早めに、お時間に余裕をもってお越しください。

 

 

2020年2月20日3:52 PM

口唇炎について

口唇(くちびる)は、カサカサ・ピリピリする、痒い、皮がめくれるなど、
冬にトラブルが多くなる部分です。

口唇は、皮膚とは違って角層が薄くて皮脂膜がなく、表面から水分が失われやすいため、乾燥する冬場は特に注意が必要です
症状がひどくなると、口唇が腫れたり、リップラインに小さなブツブツができたりします。
また、口唇が割れたり、まわりの皮膚まで赤く炎症を起こすこともあります。

◆原因◆
・乾燥によるもの
・接触によるかぶれ(リップクリーム・口紅・歯磨き剤・食べ物など)
・体調不良(風邪・胃腸の疾患)
・刺激によるもの(喫煙・舌で唇をなめる癖があるなど)

◆口唇炎になってしまったら◆
軽症であれば、リップクリームやワセリンなどで保湿をこまめにすると改善していきます。
痒みや腫れが強い時は治療が必要です。
刺激から守るため保湿剤を何度も塗り、弱いステロイド外用薬で炎症を抑えていきます。
必要があれば、ビタミンB群、抗アレルギー薬を内服します。
また、接触が原因となるものがある場合は、それを見つけ、避けていくことが大切です。

治りにくい口唇のトラブルでお悩みの方は、皮膚科へご相談ください。

口唇

2020年1月24日11:35 AM

シミケアは今の時期(うち)に

紫外線量の少ない時期にシミのケアをしませんか…

当クリニックでは、保険適応外ではございますが飲み薬・ハイドロキノン配合製剤(軟膏タイプ、コンシーラタイプ)取り扱ってございます。詳しくはスッタフまでお声掛けください。

 

 

冬は気温が低く空気が乾燥するため乾燥肌や血行不良になりやすくお肌のターンオーバーも滞りがちになってしまいます。

お肌のバリア機能が低下しないように十分な保湿をしながらしっかりとケアをしください。

 

2020年1月17日5:11 PM

しもやけにご注意ください⛄

朝晩の冷え込みが厳しい季節、しもやけで受診される方が増えてきました。
今回はしもやけについてご紹介します。

◆しもやけ(凍瘡)とは?◆
冷え込む季節に血液循環が悪くなることでおこります。
手足の指など末梢部分に多く発症し、
肌が露出している頬・鼻・耳などにできることもあります。

気温が4~5℃で、一日のうちの寒暖差が10℃前後になると発症しやすいとされ、
この時期や初春に多いのが特徴です。

◆症状◆
・皮膚が赤紫色~暗赤色になって腫れます。
・ジンジンするような痛痒さがあり、また、患部が温まると痒みが強くなります。
・悪化すると水ぶくれや出血がみられ、潰瘍になることもあります。

◆治療◆
血行をよくするビタミンEの内服薬や塗り薬、漢方薬、炎症や痒みを抑える塗り薬などで治療します。
患部が赤く腫れあがったり、皮膚が赤黒く変色する、出血や水ぶくれなどの症状がある場合には、早めに皮膚科を受診してくだい。

◆予防するには?◆
・外出の際は、手袋や厚手の靴下、耳当てや帽子などを活用し、保温を心がけましょう。
・先が細い靴やヒールの高い靴は足の血行不良をまねくため、長時間の着用は控えましょう。
・体を濡れたままにしておくと、皮膚表面の温度が下がってしもやけができやすくなります。
汗をかいたときはすぐに水分をふきとりましょう
また、濡れた靴下や靴、手袋は早めに取り換えましょう
・血行を良くするのに、お風呂で温まったり、その部分をマッサージするのも効果的です。

冬

2019年12月23日10:27 AM

かかとのカサカサ

かかとのカサカサ、ひび割れでお困りではございませんか?

*かかと水虫*

保湿をしていても改善しない方、それは「水虫」ってこともあり得ます。

水虫の検査を受けてみるのもいいかもしれません。(検査は皮膚科でいつでも受けることができます。)

*乾燥*

血行不良や加齢によって、ただでさえ少ないかかとの皮脂が枯れ乾燥状態になっています。

そのために新陳代謝も悪くなり、ターンオーバーが行われず古い角質がどんどんと溜まった状態になるのです。

角質を柔らかくするような外用薬も保湿剤も多種ございますのでご相談ください。

 

 

2019年12月16日4:29 PM

帯状疱疹~痛みを残さないために~

毎年、年末年始の時期になると、帯状疱疹で受診される方が増える傾向にあります。
帯状疱疹は、体の免疫力が低下した時に発症するため、寒くなって体調をくずしたり、年末年始に慌ただしく無理をしてしまったりで、この時期に増えるとも考えられます。

◆帯状疱疹とは◆
水ぼうそうのウイルスが原因でおこります。
はじめて感染した時は水ぼうそうとして発症します。
治ってからもウイルスは体内に数十年潜んでいて、過労やストレス、加齢などで免疫力が低下すると再び活動を始めます。
ウイルスは神経に沿って移動して、帯状疱疹として発症します。

身体の左右どちらか一方に、ピリピリ・ズキズキとした強い痛みと、
これに続いて帯状に現れる赤い斑点、水ぶくれができるのが特徴です。
胸から背中にかけて最も多くみられ、全体の半数以上が上半身に発症します。
顔面、特に眼の周囲も発症しやすい部位です。

◆治療◆
抗ウイルス薬・鎮痛剤・塗り薬などを使用して治療します。
抗ウイルス薬の内服はできるだけ早く開始することが大切です。
症状が広がって重症化してしまったり、痛みをがまんしてしまうと、
帯状疱疹が治った後も数カ月~何年も痛みが残ってしまう場合があります。
(帯状疱疹後神経痛)

特に50才以上の方は約2割の方が神経痛に移行すると言われていますので、
赤い斑点や水ぶくれを見つけたらすぐに受診するようにしましょう。

 

2019年11月28日2:46 PM

検査を実施しております

アレルギーの検査(健康保険内での検査です)

採血:RASTという検査方法

健康保険を使用してひと月内で最大13個のアレルゲンを調べることができます。各種花粉をはじめ環境要因、食物アレルギーなど

検査結果1週間いただいております。

パッチテスト:24種の原因物質のシートを背中に貼る検査方法

皮膚の状態を診察してからの貼付です。(皮膚の状態によっては症状が治まってからの貼付となります。)

シートを貼付し48時間後、72時間後、7日目と4回は受診していただきます。

検査結果最終日にご報告いたします。

貼付当日、翌日の入浴はお控えいただき、なるべく汗をかかない、窮屈な下着を着けないなど検査が正確に行われるようにご協力をお願いしております。

検査は通年希望がございましたら勿論できますが、入浴できないことやなるべく汗をかかないなどのことを踏まえると今のこの時期がいいのではないかとお勧めしております。

詳しくはスタッフにお声掛けください。

 

 

2019年11月22日2:12 PM

粉瘤(ふんりゅう)とは?

粉瘤(ふんりゅう)とは、アテロームとも呼ばれ、皮膚の下にできる良性のできものです。
袋状のできものの中に、本来皮膚から剥がれ落ちるはずの垢や皮脂などの老廃物がたまるため、臭いがすることもあります。
はじめは小さなシコリ状ですが、袋の中に溜まった老廃物は自然に外には出ず、どんどん溜まって少しずつ大きくなります。
そこに細菌などが入って炎症が起こると、腫れや痛みが強くでて、皮膚の一部が破れて中から膿が出てくることもあります。

◎できやすい部位◎
身体のどこにでもできます。
耳の後ろやワキの下、足の付け根、お尻、背中などにできやすいです。

◎治療◎
【軽い炎症の場合】
抗生物質を内服します。
【強い炎症の場合】
局所麻酔をして皮膚を小さく切開し、膿を外へ出します。
(その場合、しばらく通院し、処置が必要となります。)
炎症が治まっても袋状のできものは残っているので、また同じ場所に炎症を起こすことがあります。
どんどん大きくなったり、何度も炎症をくり返してしまう場合は、腫れが落ち着いてから手術をおすすめすることもあります。

粉瘤は炎症がおこると腫れや痛みで日常生活に支障をきたすこともありますので、
症状がひどくなる前に皮膚科を受診しましょう。

2019年10月29日10:21 AM

秋~肌荒れ

 

秋から感じる肌の乾燥、ゴワツキ、かゆみ…

特に目もと・口もと・手足などなど・・・・・ん?全身ですね。

皮膚は季節の移りを敏感に察知しています。

 

乾燥性皮膚炎

皮膚の乾燥が進むことによって、かゆみを伴う赤みや湿疹水ぶくれが現れます。秋から冬にかけて、空気が乾燥する季節に悪化しやすくなります。

皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)

皮膚に赤みや湿疹などの目立った異常がみられないにも関わらず、かゆみが出るものを皮膚掻痒症と呼びます。皮膚の乾燥を伴うことが多く、全身性疾患や内臓疾患が原因となる場合もありますが、高齢者では特別な疾患がなくてもかゆみが起こることがあります。

 

 

今や保湿の大切さは、老若男女問わずご周知のようです。

これから本格的に乾燥も始まりますので今まで以上にしっかりと保湿をして皮膚のトラブルを予防してください。

 

2019年10月18日11:34 AM

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